time要素

time要素は、日付や時間を、機械可読な形式で指定する要素。

カテゴリー フロー・コンテンツフレージング・コンテンツ、パルパブル・コンテンツ。
コンテキスト フレージング・コンテンツを内包できる要素内で使用できる。
コンテンツ・モデル フレージング・コンテンツを内包できる。
属性 グローバル属性
datetime属性
ブラウザ対応

構文

<time>機械可読な形式の日時</time>

機械可読な形式の日時

YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD
  • YYYY:年。西暦の4桁で指定する。( 例: 2001年であれば、2001。 )
  • MM:月。01~12の2桁で指定する。( 例: 2月であれば、02。 )
  • DD:日。01~31の2桁で指定する。( 例: 3日であれば、03。 )
  • T:年月日と時間の区切り。( 例: 2001年2月3日午前4時5分6秒であれば、2001-02-03T04:05:06。 )
  • hh:時間。00~23の2桁で指定する。( 例: 午前4時であれば、04。 )
  • mm:分。00~59の2桁で指定する。( 例: 5分であれば、05。 )
  • ss:秒。00~59の2桁で指定する。( 例: 6秒であれば、06。 )
  • TZD:タイムゾーン指定子。
    • 協定世界時(UTC):末尾にZを添える。( 例: 2001年2月3日午前4時5分6秒であれば、2001-02-03T04:05:06Z。 )
    • 協定世界時(UTC)以外のタイムゾーン(ローカルタイム):末尾に±hh:mm±hhmm±hhの何れかを添える。( 例: 日本時間の2001年2月3日午前4時5分6秒であれば、2001-02-03T04:05:06+09:00。 )

要点

  • time要素は、日付や時間を、機械可読な形式で指定する要素である。
  • time要素にdatetime属性を指定しない場合、time要素内のテキストが、機械可読な形式の日付や時間であることを示す。
  • time要素にdatetime属性を指定した場合、datetime属性値が、機械可読な形式の日付や時間であることを示す。
  • time要素にdatetime属性を指定しない場合、time要素内に子孫要素を配置できない。
  • time要素は、HTML5にて新たに導入された要素である。

属性

任意属性

属性 説明
datetime属性 日付や時間を、機械可読な形式で指定する属性。

サンプルコード

日付

何年何月
<time>2001-02</time>
年月日
<time>2001-02-03</time>
何月何日
<time>02-03</time>

時間

何時何分
<time>04:05</time>
何時何分何秒
午前4時5分6秒
<time>04:05:06</time>
午前4時5分6.789秒
<time>04:05:06.789</time>
何時何分何秒(タイムゾーン指定あり)
日本時間の午前4時5分6秒
<time>04:05:06+09:00</time>

日時

2001年2月3日午前4時5分
<time>2001-02-03T04:05</time>
<time>2001-02-03 04:05</time>
日本時間の2001年2月3日午前4時5分
<time>2001-02-03T04:05+09:00</time>
<time>2001-02-03 04:05+09:00</time>
2001年2月3日午前4時5分6秒
<time>2001-02-03T04:05:06</time>
<time>2001-02-03 04:05:06</time>
日本時間の2001年2月3日午前4時5分6秒
<time>2001-02-03T04:05:06+09:00</time>
<time>2001-02-03 04:05:06+09:00</time>

サンプル

HTMLソースコード

<p>日本時間の2001年2月3日午前4時5分6秒: <time>2001-02-03T04:05:06+09:00</time></p>

実際の表示

日本時間の2001年2月3日午前4時5分6秒: