section要素
section要素は、ドキュメント(文書)やアプリケーションの一般的なセクションを示す要素。
カテゴリー | フロー・コンテンツ。セクショニング・コンテンツ。パルパブル・コンテンツ。 |
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コンテキスト | フロー・コンテンツを内包できる要素内で使用できる。 |
コンテンツ・モデル | フロー・コンテンツを内包できる。 |
属性 | グローバル属性。 |
ブラウザ対応 |
要点
- section要素は、ドキュメント(文書)やアプリケーションの一般的なセクションであることを示す要素である。
- section要素におけるセクションとは、コンテンツをテーマ別に分けたもの。例えば、文章における章や段落などのこと。
- section要素の中には、セクションのテーマを括った見出し要素(h1~h6要素)を用意するのが一般的だ。必須ではない。
- section要素は、セクショニング・コンテンツである。新たなセクションを区画する。
- 他にふさわしいセクショニング・コンテンツ要素(下記の要素)があれば、それらを検討する。
- レイアウト(スタイリング)目的だけであれば、section要素ではなく、div要素を使う。
- section要素は、HTML5にて新たに導入された要素である。
サンプルコード
<section> 一般的なセクション。 </section>
サンプル
1つのセクション
HTMLソースコード
<section> <h1>見出しA</h1> <p>1つ目のセクション。</p> </section>
実際の表示
見出しA
1つ目のセクション。
3つのセクション
HTMLソースコード
<section> <h1>見出しA</h1> <p>1つ目のセクション。</p> </section> <section> <h1>見出しB</h1> <p>2つ目のセクション。</p> </section> <section> <h1>見出しC</h1> <p>3つ目のセクション。</p> </section>
実際の表示
見出しA
1つ目のセクション。
見出しB
2つ目のセクション。
見出しC
3つ目のセクション。
入れ子
HTMLソースコード
<section> <h1>見出しA</h1> <p>1つ目のセクション。</p> <section> <h2>見出しA-A</h2> <p>1つ目のセクションの中の1つ目のセクション。</p> <section> <h3>見出しA-A-A</h3> <p>1つ目のセクションの中の1つ目のセクションの中の1つ目のセクション。</p> </section> <section> <h3>見出しA-A-B</h3> <p>1つ目のセクションの中の1つ目のセクションの中の2つ目のセクション。</p> </section> </section> <section> <h2>見出しA-B</h2> <p>1つ目のセクションの中の2つ目のセクション。</p> </section> <section> <h2>見出しA-C</h2> <p>1つ目のセクションの中の3つ目のセクション。</p> </section> </section> <section> <h1>見出しB</h1> <p>2つ目のセクション。</p> </section>
実際の表示
見出しA
1つ目のセクション。
見出しA-A
1つ目のセクションの中の1つ目のセクション。
見出しA-A-A
1つ目のセクションの中の1つ目のセクションの中の1つ目のセクション。
見出しA-A-B
1つ目のセクションの中の1つ目のセクションの中の2つ目のセクション。
見出しA-B
1つ目のセクションの中の2つ目のセクション。
見出しA-C
1つ目のセクションの中の3つ目のセクション。
見出しB
2つ目のセクション。
article要素の中にsection要素
HTMLソースコード
<article> <h1>見出しA</h1> <p>article要素。</p> <section> <h2>見出しA-A</h2> <p>article要素の中の1つ目のセクション。</p> </section> <section> <h2>見出しA-B</h2> <p>article要素の中の2つ目のセクション。</p> </section> <section> <h2>見出しA-C</h2> <p>article要素の中の3つ目のセクション。</p> </section> </article>
実際の表示
見出しA
article要素。
見出しA-A
article要素の中の1つ目のセクション。
見出しA-B
article要素の中の2つ目のセクション。
見出しA-C
article要素の中の3つ目のセクション。