トランスペアレント・コンテンツ・モデル
トランスペアレント・コンテンツ・モデルは、親要素のコンテンツ・モデルを継承するコンテンツ・モデル。
要点
- 親要素のコンテンツ・モデルを継承する。
- 例えば、トランスペアレント・コンテンツ・モデル要素の親要素内に配置できるコンテンツ・モデルがフレージング・コンテンツであれば、トランスペアレント・コンテンツ・モデル要素内に配置できるのはフレージング・コンテンツとなる。
トランスペアレント・コンテンツ・モデルの要素
具体例
p要素を親要素に持つa要素
p要素を親要素に持つa要素は、p要素のコンテンツ・モデルを継承する。p要素内に配置できるコンテンツ・モデルは、フレージング・コンテンツなので、a要素内に配置できるのは、フレージング・コンテンツだけとなる。
<p>p要素内に配置した<a><b>a</b>要素</a>。</p>
section要素を親要素に持つa要素
section要素を親要素に持つa要素は、section要素のコンテンツ・モデルを継承する。section要素内に配置できるコンテンツ・モデルは、フロー・コンテンツなので、a要素内に配置できるのは、フロー・コンテンツとなる。
section要素を親要素に持つa要素内には、div要素を配置することもできるわけだ。
<section> <h1>見出し</h1> <a><div>a要素内にdiv要素を配置。</div></a> </section>